ガンバらないのは勿体無い

前回の記事の続きです。
これまでテレビでしか観戦してこなかった私が、ガンバ大阪の降格の危機に扮していることを機に試合会場へ行くことを決意しました。
当時大学生でしたが、サッカー以外の体育会系の部活にいたので応援することは常に好きでした。
確か12月1日の最終節に行く！と決めたのは10月頃とかなり前で、勝ち点をとりこぼさなければ残留も決められた、そんな時期でした。
しかしズルズルと降格圏付近をさまよい…、あっという間に最終節まできてしまいました。。
そして運命の日、12月1日。
ユニフォームすらない状態で会場へ行きました。急いでヤットさんのユニ、タオルマフラーをかって応援席へ。
席は追加で用意されていたバックスタンドの席。

試合はバックパスのミスから早い時間帯に失点。
ゴールを許したのが当時「デスゴール」の話題がよく出ていた前田。
2012シーズン、初ゴールを許しまさにデスゴールの標的になっていたのがガンバでした。
その後はボールは持てますが、前に運べない時間帯が続き大きなチャンスなく前半終了。
後半、一転して攻撃の意識が高まったチームは、後半8分に倉田が狭いニアのコースを打ち抜き同点ゴール！
そのときの盛り上がりは、今まで会場で見た試合のどの場面よりも凄かった。
近くの見ず知らずの人たちと本気で抱き合って喜んでいました。
その時点で、他会場の状況からガンバが勝てば残留。
その後は一方的に攻め込みますが、レアンドロのシュートがバーを叩くなどあと一歩。
攻めきれない嫌な流れになり、試合終盤、カウンターで失点…。

初の試合観戦は悪夢の降格の瞬間に立ち会うことになってしまいました。
この悔しさから、応援の度合いも昔より増すようになりました。

さらに続く。

ブログのタイトルにもある通り、ガンバ大阪のサポーターの「しげ」です。
しばらくガンバ大阪のネタが尽きないと思いますので、しばらくこれでいきます笑
2006年のW杯以降からサッカーをしっかり見始め、すぐガンバ大阪のファンになりました。かれこれ9年近くです。
数あるJリーグのクラブの中からガンバ大阪というクラブを好きになったのは、ヤットこと遠藤保仁の存在がとても大きいです。
魅力はキックの精度、パスの優しさ、キレキレの頭脳。身体能力だけがサッカーの全てではない、というプレースタイルにすぐハマりました。
趣味程度でしかサッカーはしませんが、常に参考にしています。
田舎暮らしでしたので試合会場では観戦しないものの、TV中継は欠かさず見ていました。
2008年のACL優勝、クラブW杯は伝説級ですね。
高校～大学生時代のうちに、いくつものタイトルに絡むチームで魅力満載でした。

しかし…2012年、急すぎるチーム崩壊。
引き金は監督交代とその際のいざこざが大きかったといわれています。セホーン監督、事実上の指揮官だった呂比須ワグナー。
そして昔からの欠点だった守備は改善されるどころか、守備の要だった選手の山口、橋本らが放出されたこともあり、チーム状況は悪化の一途をたどります。

これまで私はテレビ観戦しかしてきませんでしたが、降格の危機に瀕するチームを見て
「応援に行きたい！」
と思うようになるのです。
そして初のサッカー観戦となる試合が、ガンバサポーターは忘れることのない2012年12月1日、ジュビロ磐田戦になります。

続く。